長年勤めた会社を退職したら不安な気持ちが先に立ち、何から手を付けたら良いのか分からない。
不安な気持ちを埋めるすべは、知識を増やすこと。
世の中で得するか損するかは、知っているか知らないか。
このブログでは50代で退職した保育士が、いろんな手続き(税金や失業給付)・職業訓練・転職活動などを体験しながら感想を綴っていきます。
知ることで少しでも得していただければ幸いです。
まずはハローワークへ
退職を決めてから有給消化に入った。
ます初めにハローワークへ足を運んだ。
そこで2つのことを知った。
1つは2025年4月から法改正で失業給付の内容が変わること。
もう1つは職業訓練のこと。
失業給付について
自己都合で辞めた場合、2ヶ月間の待機期間の後、給付認定日が決まり、そこから約1ヶ月後に振り込まれるので3ヶ月はかかっていた。
それが4月からは待機期間が1ヶ月に短縮されたのだ!
最近キャリアアップのために転職する人が多いこと、終身雇用が破綻してきていることを考えると当然なのかもしれない。
自己都合退職に優しい内容に変わっているので、最新の情報が欲しい人は退職を考えた時点でハローワークに行って情報収集するのもありかもしれない。
職業訓練について
職業訓練、聞いたことはあったけど
こんなにも充実しているとは思わなかった!
特にIT業界は人手不足と言われるだけあって、Web関連の訓練は多種多様だ!
どれにしたらいいのか分からず、たくさんの資料をいただいてきた。

6月開催の訓練に申し込む場合、4月上旬に情報が開示され、中旬には見学や申込みが始まる。
退職は5月末なのだが、こんなに早く動くには理由がある。
本来、5月末日退職なので早くても7月末にならないと失業給付はもらえないのだが、訓練に申し込むとなんと6月からもらえるのだ!
しかも給付期間よりも訓練期間の方が長い場合(例:給付期間120日、訓練期間180日)は訓練期間が終わるまで給付金額はそのまま、貰える期間が延長されるのだ!
これはおいしい!
ただ求職者支援制度ではなく離職者対象の職業訓練のみなのでご注意を!
税金について
退職後に心配なのは税金。
特に収入が多かった場合は思いの外かかることが多い。
住民税 → 前年度の収入に応じて決まるので要注意! → iDeCoで
所得税 → かからない
※国民健康保険料 → 退職後2年間は任意継続被保険者になれる。国保よりお得な場合が多い。
※国民年金保険料 → 切り替えは必須。ねんきんねっとで手続き可能。
ただし※は扶養に入ると負担なし。(基本手当日額3,612円以上の場合は入れない)
退職したらiDeCoはどうする?
iDeCoに加入している方は、きっと普段から投資にも興味を持っていることでしょう。
働き方が多種多様に存在する現代において個人年金で老後に備えることはもはや必須!
そして退職したらiDeCoはどうするべきか、
iDeCoは失業中でも積立可能。
収入が減ったため積立金額を最小の5,000円に下げて継続しようとも考えたが、
ちょっと待った!
前年度の収入が多いと住民税ってたくさんとられるはず…
ということは拠出金額が多いほうが節税メリットも高いということ!
とりあえず今年度は貯金を切り崩してこのまま積み立てるとしよう。
ちなみに積立金額の変更は取引先の金融機関から年1回だけ可能とのこと。
支払いが厳しくなったら考えよう。
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